当社は、国立研究開発法人産業技術総合研究所発のベンチャーであり“音”から価値の提供を目指すHmcomm株式会社が提供する異音検知ソリューション「FAST-Dモニタリングエディション」とエッジAIプラットフォーム「Actcast」の連携を開始したことをお知らせします。
▼本日配信したプレスリリースはこちら↓
IdeinとHmcomm、「AI異音検知ソリューション」のエッジ化で連携 (PR TIMES)
連携の目的
「FAST-Dモニタリングエディション」と「Actcast」の連携により、エッジ端末の導入簡素化やソリューションの大規模展開時における品質安定化が実現し、異常検知ソリューションを従来よりも低コスト※で提供できるようになります。これには、高度なAI処理をエッジ端末で実行できることが不可欠であり、Ideinは独自のコンパイラ技術によりエッジ端末の処理能力の限界を引き上げることで実現しています。具体的な利用ニーズとしては、ビルメンテナンス業における非常駐拠点の保全や、業務用機器メーカーのカスタマーサービス業務などが挙げられ、例えばビルの空調機械室・ポンプ室の24時間リアルタイムでの異常検知が可能になります。これにより、施設管理業務や設備保全業界のDXの推進に貢献します。※他社製品比較によるHmcomm・Idein調べ
設備保全の現場では、電流計や振動計のデータに加えて機器等の不具合を人間が微小な異音を聞き分けながら確認しており、その大半は熟練技術者の経験を必要としています。一方で、熟練技術者の高齢化や、入職者の減少など、設備保全業務や故障発生時の切り分け、保守対応に関連する人材不足は深刻な社会課題になっています。
HmcommのAI異音検知技術および「FAST-Dモニタリングエディション」と、IdeinのエッジAI技術および「Actcast」を組み合わせてユーザーに満足度の高いサービスを提供することで、新技術を社会に広く浸透させるよう努めてまいります。