当社の提供する、国内シェアNo.1のエッジAIプラットフォーム「Actcast」のAIカメラを活用した顧客分析の実証実験が、Actcastのパートナー企業である株式会社エス・マーケティング・デザイン・ジャパンの協力のもと、NaRaYa越谷レイクタウン店にて7月1日より開始されます。
従来は商業施設全体の来店人数や店舗で商品を購入した顧客情報だけが取得できていました。今回新たにNaRaYaの店舗前の通路と店舗入り口付近にActcastのAIカメラを設置することで、店舗前の通行人数や店舗への来店人数が時間帯ごとに把握できるようになるほか、商品の購入に至らなかった顧客の属性(性別・年代)の推定データも取得できるようになります。なお、取得した情報はAIカメラ内で処理され解析結果はテキストデータのみとなります。エッジAIプラットフォーム「Actcast」を利用すると、そのような顧客のプライバシーに配慮した情報の活用が可能となります。
AIカメラの設置によって店舗が可視化できるようになり、取得したデータを元にした「商品取り揃えへの反映」や「売場施策への活用」、「テナントリーシング情報への活用」などが可能になります。また、将来的には購買データと組み合わせて来店から販売に至るまでの行動分析を行うことでRaas (Retail as a Serviceの略称) としての活用や、OMO(Online Merges with Offline: リアル店舗とオンラインショップの融合)でそれぞれの特長を生かした新たな顧客体験の提供も期待されます。
今回、この新たな取り組みに「Actcast」が採用された背景として、高度なAI解析とコスト面での優位性があります。「Actcast」はエッジデバイスの価格を抑えることができ、遠隔操作で複数のデバイスの管理・運用が可能です。今後、複数店舗で同様の顧客分析を実施する際にも、導入のハードルを下げることができます。
顧客分析の実証実験の概要
- 実証期間:2022年7月1日(木)~(予定)
- 場所:NaRaYa越谷レイクタウン店
- AIカメラ設置台数:4台
- 取得データ:店舗前の通行人数、来店人数・来店顧客属性(性別・年齢層)
本日配信したプレスリリースはこちら↓。
NaRaYa越谷レイクタウン店にてActcastのAIカメラを活用した顧客分析を開始 (PR Times)